Monthly News Letter

継続は力なり

私はこちらのマンスリーレターとは別に‘美術業界を考える’というコラムを2004年から
毎週土曜日に発信しています。(http://blog.livedoor.jp/studio_gotcha

一度も休まず、いままでに1000回以上の文章を書いてまいりました。
銀座の画廊巡りは大人向けと泰明小学校の子ども向けとともに2006年から始めており、現在も続けています。

考えてみると、リーマンショックや津波など、大きな変化があり、画廊経営が苦境に立たされた時に、
何か新しいことを始めているように感じています。
コロナの時もそうでした。
人と会うことがいけないこととされ、画廊を締めなければいけないという状況に追い込まれ、多くの仕事が
オンライン化され、その仕事のやり方は継続されていくのだと思います。

継続していることは習慣になっていき、その人の習慣がその人の人生を作っていくのだと思っています。
早寝早起きもそうだと思いますが、私はアスリートでしたので、子どもの頃からの習慣で、努力したという覚えは一度もありません。

きっと、画廊の経営も一般の会社経営もそうだと思うのですが、努力していると思っている時点で、無理をしているのかもしれません。
継続していき、習慣化していき、無意識でできるようになって初めて、本当の経営者になれるのだと思っています。

辛いことも勿論ありますが、美しいものに囲まれて、素晴らしい人との出会いを作ってくれる画廊経営に携わることが出来て私は幸せだと思っています。

こらからも多くのピンチや試練があると思いますが、新しい習慣を身に着けるチャンスだと思って、前向きに取り組んでいきたいと考えています。

Author:
副社長 野呂洋子
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