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本格的な夏の到来です 2025.07.01
7月に入り、本格的な夏の到来です。 今月はスペインのマラガから長縄眞兒先生をお呼びして、2年ぶりの個展を開催しています。欧州にわたり、スペイン人のフラメンコダンサーの奥様とご結婚されて45年とのことです。45年もスペインに住んでいらっしゃると、周りからも「何故スペイン国籍を取らないの? 不便でしょう。」と言われることが多いのだそうです。長縄先生は画家になると、子どもの頃から決めていらして、自分が自由に生きていくことを決めて実践されていらっしゃいます。そして表現の世界で生きていらっしゃるわけですから、自分が日本人であるということが作品の中に染み出ることを意識しておられ、普段の生活の中でも、どんどんと自分が日本人ではなくなっていくことを肌で感じていらっしゃるからこそ、国籍もスペイン人になってしまうことに抵抗感があるそうです。長縄先生が絵を描くことで、一番意識していて、多くの人に伝えたいことは、「生きていることの躍動感」とおっしゃいます。今、世界中で戦争やら、トランプ関税やら、ウイルス感染による健康に対する不安など、多くの不安な要素があります。しかし、だからこそ、今、生きていることに感動してほしいと言われています。子どもの頃は、世界情勢など気にせず、夏がくるだけでわくわくして、夏休みには沢山の楽しい思い出を作り、未来に対して不安なことなど考える時間は少なかったように思います。長縄先生はご自分の絵を通して伝えたいのは、今、ここに生きている躍動感を感じてほしい。世界はこんなに美しい。ということだそうです。
実際に長縄先生の絵の前に立つと、作家の気持ちと躍動感が伝わってくると思います。人は同じ波長のものと引き合うと申しますが、是非、長縄先生の「生きている喜び」を感じていただき、実際に本物の絵画の前にたって、実感していただきたいと思います。
暑い日が続きますが、是非 銀座柳画廊で絵の前で 自分の運気をあげてくれる絵画との出会いを体験してみてください。
展覧会詳細↓
【長縄眞兒展】
開催期間:2025年7月2日(水)〜7月11日(金)
営業時間:平日 10時-19時 土・日 11時-18時