Monthly News Letter

ピカソの魅力

まだまだ厳しい暑さは続いておりますが、9月に入り芸術の秋の到来です!

現在、国立新美術館で開催中(9月21日まで)の「ピカソmeetsポール・スミス 遊び心の冒険へ」を観てきました。美術界の巨人とファッション界のカリスマのコラボという企画で、一風変わった展示方法も話題ということもあり、若い人たちも多く来ておりました。

ポール・スミスは自分とピカソの共通点として「ユーモア」と「好奇心」をあげています。
たしかにポール・スミスの服やグッズは色鮮やかで遊び心満載の印象があります。
しかしピカソに関してはユーモアや遊び心とは少し違うと私は思っていますが、好奇心については共通点として納得しています。

ポール・スミスもそうであるように、秀でた人には好奇心旺盛な人が多いですが、ピカソの好奇心はそんな人たちの中でも相当なものであったと推測します。
幼少期より神童と言われたピカソは天才画家にとどまることなく、版画も極め、陶器も制作、彫刻や舞台衣装なども手がけるなど、興味を持つとトコトンのめり込み、世界が認める不世出の芸術家となりました。

私が思うピカソの魅力は圧倒的な画力です。
この画力とはピカソの”絵を描く力”ということはもちろんですが、お伝えしたいのは作品そのものが発する力のことで、いわば造語的かも知れません。
岡本太郎も生前よく使った「なんだこれは!」という作品もあれば、「かわいいな」と思う作品もあります。
ピカソは歴史上最も多くの作品を制作した芸術家ですし、どの芸術家にも当てはまることだと思いますが、全ての作品が魅力的だとは言えません。
それでもやはりピカソの作品には他の芸術家のものにはない“力”があると私は思っています。

銀座柳画廊では9月6日(日)から23日(水・祝)まで「秋の名品展」を開催いたします。
今回もピカソ作品が数点出品される予定です。
みなさんも是非この機会にピカソ作品の“力”を感じてみてください。
もちろんピカソ以外にも魅力的な作品がたくさん出品されますので、是非楽しみにご来場ください。

Author:
内田 繁弥
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