Monthly News Letter

「ルートヴィヒ美術館展」と「秋の名品展」

国立新美術館で開催中の「ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡-市民が創った珠玉のコレクション」を観てきました。

すでにご覧になった方もいらっしゃると思いますが、ペーター&イレーネ・ルートヴィヒ夫妻の名前を冠したケルン市が
運営する美術館は、世界屈指のピカソ・コレクションでも知られています。
こちらの展覧会ではピカソの油彩画5点とセラミックの作品3点が会場の重要な場所に展示されており、その他も個人コレクターからの
寄贈や譲渡を中心としたアート作品152点を観賞することができます。

美術館に寄贈できるコレクターには成功を収めた実業家や経営者が多いことは否めませんが、普通の人が好きな美術品を購入して
楽しんだ後、美術館も欲しがるほど評価が高まっていたという事も。
評価が定まった有名作家は安心感があり、まだ手が届く値段の有望作家は応援のしがいがあります。

銀座柳画廊は美術館クラスの名品から、これからが期待できる中堅若手作家の作品まで幅広く取り扱いますが、
9月11日(日)から30日(金)まで「秋の名品展」を開催いたします。

こちらの展覧会にはピカソやシャガール、藤田嗣治や梅原龍三郎をはじめ、国内外の巨匠の本物の作品から、手頃な価格の版画や
ポスターまで数多く出品予定です。
「ルートヴィヒ美術館展」ではレプリカとグッズ以外は購入できませんが、「秋の名品展」では購入可能な作品ばかり70~80点ほどが
出品される予定です。見るだけでも楽しいはずですが、掘り出しものが見つかるかも知れないドキドキ感もきっと味わっていただけると思います。
また全ての作品に値段がついておりますので、自分の審美眼を試してみるのも楽しいかと。

入場無料ですが、混雑はしませんので予約は不要です。会期中いつでも気軽にお越しください。
スタッフ一同、皆様のご来場を心よりお待ちしております。

追伸 銀座柳画廊「秋の名品展」の開場時間や場所については弊社ホームページで、また出品内容については電話もしくはメールでも確認いただくことが可能です。

Author:
内田繁弥
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