Artists

ポール・シニャック

1863年 パリに生まれる
1877年 モンマルトルの学校(College Rollin)
最初は建築を学んでいたが、18歳の時に絵画に転向した
1880年 父親が亡くなり退学する
1882年 エミール・ビンに師事する
1884年 スーラと出会い、独立芸術家協会(アンデパンダン展)を結成する
シニャックはスーラの体系的な描写方法や色彩理論に心を打たれ、スーラの忠実な支持者となり、また友人となり、彼とともに新印象派や点描方法を使った絵画を制作した。
1885年 カミーユ・ピサロと出会う
1886年 最後の印象派展にスーラと共に出品する
シニャックはエリゼ・ルクリュやピョートル・クロポトキンやジャン・グラーヴらアナーキズムコミュニティらの本を読んで、アナーキズムな思想を発見する。アンリ=エドモンド・クロスやマクシミリアン・リュス、カミーユ・ピサロらとともにジャン・グラーヴ編集の『Les Temps Nouveaux』に寄稿した
1887年 ゴッホと出会う
1831年 親友のスーラが病気で急死
もともとシニャックはクロード・モネの暖かい色彩を好んでいたが、スーラの
没後はモネの影響がはっきり現れ、スーラの点描法にモネの暖色系を注入し、筆触もより長く大きなものとなり、スーラとはまた異なる個性を確立した。
1892年 セーリングによる旅行
自らもヨットを操縦したシニャックは、当時まだひなびた漁村であったサン=トロペに居を構え、海辺や港の風景、ヨットなどを好んで描いた。
1893年 『調和の時間』を制作する
新印象派展ギャラリーをパリに開店する
1935年 パリで敗血症で死去