Artists

アンドレ・コタボ

ジャン・フサロ等と共にリヨン派を形成し、画壇の注目を集めた。
単純化したフォルムと、中間色で塗り重ねられた圧倒的なマチエールで構成してゆく独自の技法により、
奥行きのある壮麗な絵画空間を構築する現代具象画家の第一人者として、世界を舞台に活躍した。
ポール・ヴァレリーの「樹の対話」の挿絵を手がける。

1922 年 フランス南東部の町、サン=マルスランに生まれ、リヨン美術学校で学ぶ
1945 年 フランス各地の展覧会に出品
1949 年 マントン・ビエンナーレで受賞
フランス政府の奨学金を受ける
1950 年 プリ・ナショナル賞受賞
1951 年 フランス各地を始め、ジュネーヴ、ミラノ、バーゼル、トリノ、アムステルダム、カラカス、東京大阪にて個展及びグループ展に参加
1951 年 フェネオン賞受賞
作品はパリ近代美術館、ルクセンブルグ、トリノ、ソウル、台北、東京、山形の各美術館など多くの美術館に収蔵
2012 年 7月8日死去 享年89歳